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スカム・フランス エピソード:リュカのGURUのレビュー・感想・評価

4.5
ペイントのシーンは
完全に
ドランのマイマザー

萌えた
完全に萌え尽きた

セクシャリティの陰に潜む
繊細な葛藤が
見事に描ききられていた
恋愛だけにとどめず
世界から感じる視線を
痛く苦しく鋭く感じた
そして今の世の中が
セクシャルに対して
以前よりも遥かに寛容で
当たり前になっていることを
身近に感じ
ほっとした
私は第三者に過ぎないが
セクシャリティを悩みに抱えている人の
痛みや苦悩を
より近くに感じることができる
良作だった

ただ、それだけでは留めず
双極性障害についても深く言及している
私も身近に
過度ではないけれど
軽い障害の人がいた
言葉では表現できないほど複雑で
本人も苦しむとてもしんどい病
助けたくても助けれず
逃げたくても逃げれない
ただ受け止めて受け入れて
時を待つだけなのだ
もっと早くに
この作品に出会っていれば
私も
1分1分を楽しい時間だけを存分に
彼と共に生きるとこができたのかもしれない

とても切ない記憶が
蘇った作品でもある
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