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ボーイズ・ドント・クライのpopolapicaのレビュー・感想・評価

ボーイズ・ドント・クライ(1999年製作の映画)
2.8
やりきれなくて救いがない。存在を否定され尊厳を踏みにじられ、それでも強く生きようとした主人公。
今より情報が少ないとはいえ許されないし虐げる理由にならない。ラナのように受け止めた人も苦しむ。
ショッキングで、映画としても後味最悪だけど、実話という事で他人事じゃない。
性同一性障害を抱えた役のヒラリースワンク。どちらにもなりきれない、女らしさの残る男の子を相当研究したように見えた。華奢で痛々しくて悲しく、伝えたいメッセージを演じきってた。
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