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母性のgaruboruのレビュー・感想・評価

母性(2022年製作の映画)
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『最後の決闘裁判』の男/女ではなく母/娘版。同じ出来事なはずだが、(当たり前だが)別視点で見ると違って捉えられるというこの映画の構造は,今後流行りそう。
またすべての女は、生まれもってして母と娘に分けられるという、もはや性別に近いものであるとした設定も見事。
話も面白いくできてると思うんだけど,如何せん演出も画作りも役者もドラマっぽくてそこが残念。もっと映画的に仕立てたら傑作になりえたなあって印象だった。
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