りょーこ

レッドアーミー・パルチザン 戦場の英雄のりょーこのレビュー・感想・評価

3.0
星の数は?
雑草の数は?
パンくずの数は?
海の水の量は?
あなたの代わりはいない
故郷が恋しい

あなたの代わりはいない
あなたがいなければ空も海もない
パンくずや海の水と同じ

イスラエル産、実話ベース・ミリタリィ映画

アクションシーンもありますが、結構淡々と進むので少し退屈です。

が、77年後に生き残った老人が語る、というシーンはなかなか良い。
重たく切ないものでした。



1941年6月22日。
ナチスがソ連に侵攻、ソ連は退却を余儀無くされる。

ウクライナ中心部キエフ防衛線にいたレオニド・ベレンシュテインは、空爆でただ一人生き残った。

その後、村で神父一家に助けられ、森にいるパルチザンに合流。

数年後、レオニドは任務途中で、ナチスの弾道ミサイル計画を知り、阻止に向かうが……



またも『炎628』のようなシーンがあって胸が痛くなった。

村を、人を焼くなんて、どうして出来るのだろう。

ラストのレオニドの演説が素晴らしかった☆

そして最後には本人たちの写真とその後のエピソード。

重たく見づらい作りではありますが、良い勉強になりました。

戦争から人間性を守ったパルチザンの隊員たちに捧ぐ
りょーこ

りょーこ