揺籠ふぃるす

デイ・シフトの揺籠ふぃるすのレビュー・感想・評価

デイ・シフト(2022年製作の映画)
4.0
熱い日差しに2パックの「カリフォルニア・ラブ」で幕開けなんて、ヴァンパイア映画の定番を破る陽気さで、最高。全体的にノリも軽い。そりゃ、ヴァンパイアも必死に日焼け止め作って、住みたくなるよな。

霧深いロンドンが舞台の『ドラキュラ』とか、ほぼ1年中雨が降るワシントン州フォークスが舞台の『トワイライト』なんかの対比もあるんだろうね。劇中『トワイライト』(娘ちゃんがどハマリしてる模様)は『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』と共にイジられてるし。

音楽もほぼブラック・ミュージックで舞台同様ジメッとしてないのがスゴく良い感じ。

敵アジトに乗り込んでの銃撃戦で掛かったアイスTがヴォーカルを務めるミクスチャー系のハードコアバンド
BODY COUNT
「BODY COUNT'S IN THE HOUSE」。ボディーカウントって(戦争・ギャング抗争での)死者数って意味だったはず。まさにバドたちが IN THE HOUSE して HUNT する VAMPS、みたいな遊び心と洒落っ気がたまらない。(映画に毒されましたすみません)

アクションてんこ盛りでスヌープ・ドッグもカッコ良かったし、続編あっても観ちゃうな。ヴァンパイアの部族設定なんかも、掘り下げ要素あって、期待しちゃう。
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