女の子が主演とはいえこの手の作品でポール・フェイグは意外すぎてどんな感じなのか楽しみにしてた作品。
全体としてはまとまりに欠け148分と長いわりには内容が薄かったものの、ひとつひとつのシーンはよかったしなにより目で楽しめたので好き。お話よりビジュアルが好きだった。
プリンセスを夢見るソフィーは悪の学院、魔女の素質を持つアガサは善の学院に振り分けられる入りも好き。
ヴィランに染まりメイクオーバーしたソフィアがとてもいい。ヴィラン系小悪魔ヒロインめちゃ似合う。このターンめっちゃよかった。
善と悪の衣装が入れ替わるシーンも好き。ポール・フェイグやっぱりおしゃれなのよ。曲のセンスもいい。好き。
あとは脇を固めるキャストが豪華で楽しい。悪くて楽しそうなシャーリーズ・セロンはもちろん、ローレンス・フィッシュバーンとかミシェル・ヨーとか、不意打ちでケイト・ブランシェットがナレーションで豪華すぎた。
プリンス役の男の子が苦手な雰囲気と思ってたら「ウェイ・オブ・ウォーター」の長男役なのか。このキャラは好きになれなかった。