yuki

ブルックリンでオペラをのyukiのレビュー・感想・評価

ブルックリンでオペラを(2023年製作の映画)
3.5
2024年劇場鑑賞18本目。

スランプ中のオペラ作曲家と潔癖症の精神科医の夫婦に恋愛依存症の女船長、主人公夫婦の息子カップルとその親たちと、狭い範囲なのに物語やキャラクター設定は濃い目。
そんな人たちが織りなすロマコメで普通に楽しめた。良くも悪くも安定のレベッカ・ミラー。

人生ってなにがあるかわからないからおもしろい。いいことも悪いことも突然訪れる。前に進む。それぞれの登場人物がどうやって前に進むのか見守りながら楽しめた。

マリサ・トメイとアン・ハサウェイが同じ画面にいるだけで個人的に大満足。ちょっとやさぐれた感を醸し出す恋愛依存症のマリサ・トメイとキラキラビューティーなアン・ハサウェイの対面よかったなあ。終盤の船上でのピーター・ディンクレイジとのシーンの表情もとってもよかったマリサ・トメイ。
ピーター・ディンクレイジもいつもとは違ったキャラクターでいい。

学生カップルは今だけの勢いだけじゃなくちゃんと今後の自分たちをきちんと想定してていい子じゃないとほっこり。でもここの話はそんなに広げなくてもよかったかも。
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