2023/08/03鑑賞。
部屋は綺麗に片付いても、きちんと想像の余地が残っているのがいい。
ゴミ屋敷の掃除の先に積み上がった人生の一片を感じる...というのはベタっちゃあベタやけど、そこは深過ぎず浅過ぎず、一端を見せるにとどまる。
そして各章きちんとコメディとしてオチる。いいですね。
サザエさんのように毎週放送されててもずっと見れるぐらい、深いのにいい意味で軽い。
ゴミ屋敷の話なのに絶妙な軽さ。
内容もさることながら、ゴミ屋敷の作りが絶妙なのもその理由かと。
ちゃんとエグいけど目を背けたくなるぐらいではない。
なんて表現したらいいんやろうか。
そして造形が見事。
「軽い」が褒め言葉になる珍しい映画やと思う。
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