沖縄で何も考えずヤギ刺をうめーうめー言いながら食べてた私。
主人公の男の子は那覇の子だけど、私と違って食べる前にそこできちんと１回立ち止まることができて。そこから物語が始まる。
私たちの住む内地と沖縄の隔たりは目で見て分かるけど、
沖縄県内の重層構造は見えにくいぶんすっごく興味深かった。
離島の人はオリオンビールあんまり飲まなかったりするし、もちろん紫芋タルトもちんすこうも食べないし、離島にあんまり行ったことのない本島の人だっているし、この映画みたいにヤギをつぶして食べることに抵抗のある那覇の子もいる。
沖縄ってなんだか、分かりやすいイメージに引っ張られすぎているような気はしていて。全国の観光地の中でも特にそのギャップが大きい気がする。
沖縄という場所は思っている以上に複雑、を通り越して複雑怪奇？な、島々なのだ。いい意味で。
でもやっぱりヤギの刺身は美味しかったよ。笑
