あ

きみは愛せのあのレビュー・感想・評価

きみは愛せ(2020年製作の映画)
-
鑑賞記録

思ってたのと違ったドロドロしててよかった。愛ってなんだろうってずっと考えながら自分がぐちゃぐちゃになるような映画。
愛の形はそれぞれで、感じ方も接し方もたくさん存在する。私は特に綺麗なものを見過ぎてたが人並みに裏切られたり期待しすぎたりしてやっと現実を受け入れるようになったけど、受け入れ過ぎたり愛し過ぎると辛さや苦しさをダイレクトに受け止めなければならなくなるので、もがき苦しむ前に逃げるのも人生のあり方だなあと感じた。
きっとこの映画の人たちの愛は逃げるという行為が怖くて優しさや傲慢さに押し付け目を背けてるのかなと。
自分と向き合うのも怖いし愛は何度人と巡り会ってもうまく整理がつかないけどだんだん折り合いをつけていけるようになるのかなと思う。自分にも愛という概念にも向き合っていきたい。
あ