THE WIREのキーマ役ソーニャ・ソーンが監督、WE OWN THIS CITYでジェイミー・ヘクター演じるスーターの未解決事件についてのドキュメンタリー。
副題がドラマで一番衝撃を受けた部分のネタバレなので先に観なくて良かった。
警察に対する市民の不信感は募り、真相は遠ざかる。
ボルチモアの政治腐敗や堕落した警察の実態には嫌悪感しかなく、死屍累々の麻薬戦争は社会のシステムが生み出したものだと改めて痛感。
時系列がバラバラに入れ替えられたドラマの方は構成の巧みさに舌を巻きつつも全容を理解するのが大変で取っ付きにくく、この作品のおかげで解像度が上がり助かった。