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ONE PIECE FILM REDのこんにちはのレビュー・感想・評価

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)
4.1
「ワンピースは何となく知ってる程度」であれば手放しで楽しめる作品だと思う。

原作に思い入れがあればあるほど、
「原作の設定だとそうはならないよね?」
「このキャラクターってこんなことする?」
「これって映画でやっちゃっていいの?」
という、細かい引っかかりが出てくるかもしれない。
(尾田先生総監修のFILMシリーズではあるが、アニメのことはある程度アニメのスタッフに任せるスタンスらしいので最低限のチェックしか入れていないと邪推してしまう)

また今作のオリジナルキャラのウタがルフィと同格の主人公として扱われているのも少し残念。
ルフィと同じかそれ以上、ウタ目線でお話が進む時間があり、物語的な感情曲線もウタ目線で描かれている。
またスタンピードに引き続きゲストキャラも多い。

それはそれでいいとは思うのだけど、25周年記念作品・6年振りのFILMシリーズ・シャンクスについての掘り下げ……などを考えると、ハッキリ言ってしまうと「もっとルフィや麦わらの一味を観たかった」という感想がどうしても出てきてしまう。

もはやローも食傷気味なので、
もう一度SWやZのような「麦わらの一味が、冒険の途中に危機に直面して、仲間のために闘う」というシンプルなお話を観たい。

ただ全体として良い意味でワンピらしからぬ熱さ感動があり、面白い作品ではあったので高評価。
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