りょう

アキラとあきらのりょうのレビュー・感想・評価

アキラとあきら(2022年製作の映画)
4.0
WOWOWドラマ視聴済み。
THE池井戸作品で「はいこの展開ね」感は否めないけど、銀行員はモチベーションになるし、これだけ「宿命」を持って仕事をすればどんな仕事でも成功出来るだろうなと感じた。
元銀行員からみてもストーリーにリアリティを感じるさすが池井戸クオリティ!
最初の伝説の研修であった粉飾決算もよくある話で、自分も「この決算書の現金や棚卸資産がどこにあるか見せてくださいよ」ってお客さんの所に行ってたのを思い出した。
「確実性」を重視して、中々融資承認の印鑑を押してくれない上司も一支店に一人はいる。でもその上司もその銀行のお金を守るために必死やからなー

最後のエンドロールで協賛企業として三井住友は出てきたけど、産業中央銀行を描いている三菱UFJは出てこなくて、あーやっぱり元三菱銀行の池井戸潤はこれだけ銀行の中身を暴いてるから、三菱とはバチバチやねんなって思った
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