YutoTanaka

アキラとあきらのYutoTanakaのレビュー・感想・評価

アキラとあきら(2022年製作の映画)
4.8
震えた。めちゃくちゃ良かった。やはり、最近は池井戸不足でした。自分が求めてたエンタメがここにあった…!

池井戸作品を見ると、否が応でも「働くことの意義」について考えさせられる。特に、普通のサラリーマンにこそ、めちゃくちゃ刺さる作品なのではないでしょうか。

自分は今やテレワークでパジャマで、日々淡々と仕事をこなしてる感じなのですが、昔はスーツ着て、お客さん相手に泥臭い営業して、規模は小さいけど先方の業績が伸びれば一緒に喜んでたあの感じ。やっぱり、あの感覚は忘れてはならないし、そういうのを大事にこれからも働きたいと思いました。

2時間ちょいではあるものの、熱いバディ要素、身内のゴタゴタ、稟議通る?通らない?、挫折からの復活、などなどドラマ性があって最高。WOWOWではシリーズものだったのでダイジェストっぽくなってしまう懸念はあったんですが、そこは感じられませんでした。

個人的MVPはユースケサンタマリア!見返したい気持ちとか、嫉妬とか、でも本心としては別の感情もあって…という感情表現が凄すぎた。そもそも、全キャスト素晴らしかったですが。
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