RHibino

渇水のRHibinoのレビュー・感想・評価

渇水(2023年製作の映画)
3.2
心まで渇いてしまうのか。
怪物の影に隠れてしまった秀作。

ライフラインの最後、水道。
それを止めると人々は、
心身共に、苦境に立たされる。

それを止める止水担当の公務員。
仕事の意義や家族関係等、我慢していく内に、自らも飽和していく。

底辺の物語でありながら、
終始、何処か温かい雰囲気で、
最後は、希望すら感じる。

生気を失った生田斗真は勿論、磯村勇斗や門脇麦の演技も深みがあり素晴らしい。
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