ほっこり心が和む作品でした。
本屋でバイトする高校生うららと、たまたま手に取ったBL漫画のきれいな絵に惹かれて内容を知らずに買った老人婦の雪。2人はBL漫画という共通の趣味を通して仲良くなっていく。芦田愛菜のうららと宮本信子の雪の友情がとても愛らしく、いつまでも続いて欲しいと願いたくなる。学校でもどこか孤独で友達もいないうらら。BL漫画好きな事を誰にも言えないでいる。何処か後ろめたい気持ちがあるのだ。ある時クラスの中でも目立つヒロイン的な子がBL漫画の面白さを大きな声でクラスのみんなと話している姿を見て羨ましく思うシーンは、うららの心情をとてもよく表しているシーンでとても良かった。私の方が先に良さに気づいてたのにーっ！！！ってあるよね、あるある。言える性格と内に秘める性格の違い。とても印象的なシーンだった。
うららが描く漫画の世界が素晴らしすぎて涙が出た。シュールな絵とのミスマッチがたまらなかった。
うららと幼馴染の紡との関係がよくわからなかった。うららは彼を好きだったの？
愛菜ちゃんがうららの役にとてもよく合っていた。年齢の壁を越えた友情。2人が歌うエンディングテーマソングも良かったです！
