あまりにも良すぎる。。
BLを通してJKとおばあちゃんの交流が始まるって設定からしてもちろんいいけど、それにしてもよくまとまってるし、何回か泣いた。
宮本信子と芦田愛菜がまずいい。
上品で可愛らしくて愛しすぎるおばあちゃん、
平凡だけど賢さと芯の強さを感じさせる魅力的な少女。
そのキャラクターそのままを生きてるかんじがして、ふたりの交流はほんとにリアルであたたかかった。
何度か山場があるけど、チープな映画ならここでこうするだろうなーていう展開を悉く裏切って、どこまでもリアルに流していく感じがよかった。
(最近の日本のドラマを見てても思うけど、フィクションだから当然不自然なこととかありえないでしょーてことは起きてもいいのだけど、それが過剰すぎたり、露骨すぎたりすると、興醒めする。)
ありえないこともあるけど、なんかリアル。
絶妙なバランスだったと思う。
夢を持つとか、将来こうしたいとか、
そゆことぜんぶ恥ずかしい
若さゆえの葛藤を、歳の離れた友人との交流を通して少しずつ、でも軽やかに乗り越えていく姿を描いているという点で、
わたしの好きなキツツキと雨にも通じるものを感じた。
これはきっとまた見たくなるやつ。