このレビューはネタバレを含みます
アニメ業界で奮闘する新人監督とその周囲を描いた群像ドラマ。
「誰かの心に届けたい」という理想と、「伝説の監督に勝ちたい」という野望の２つの軸があるが…これが微妙に噛み合ってなく観ていて高まらない。
お仕事ドラマであるのに、結局パートナーを見つけてハッピーな終わりなのもなんだかなぁと。
1番観ていて盛り下がったのは細かいところのリアリティのなさ。
夕方アニメが盛んで今どき視聴率で競う（しかも2番組で3%も差がつく視聴率？）、雑なイベント進行と、各役職の領分の曖昧さなどなど、観ていてこのドラマが本当に起こっていることとして感じられなかった。全く心揺さぶられずに終わってしまった。残念。
吉岡里帆さんの舞台挨拶付き先行上映会にて鑑賞。
