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1950 鋼の第7中隊のwaltzのレビュー・感想・評価

1950 鋼の第7中隊(2021年製作の映画)
2.5
長いけど一定の評価はしてる、長いけど

戦争シーンはなかなかに見応えあったし
ちゃんと戦争のもつ悲劇性も感じられる

しかし、国家の介入なのか忖度なのか知らんが
通じて兵士のヒーロー性だったり、
自己犠牲が美化されるあたりは
時代遅れでがっかりだった点
作家と国家の描きたいところがブレブレな印象

国民性なのか食に対するこだわりが強くでてたのも面白い
サンクスギビングのごちそうと芋
というわかり易すぎる対比とか
制圧した相手陣内の食事に執着してたり
こういう中国で作られたならではの視点があれば
それだけで意味はある映画よね

こういうビッグバジェット作品で
描きたいことが描けるようになるのには
まだ時間はかかるのかもだが
今の時代の一つの記録
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