片腕マシンボーイ

呪怨車 JUON SHAの片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

呪怨車 JUON SHA(2008年製作の映画)
2.1
「呪島」の永岡監督なんで1点台の前半を覚悟して観たら……まぁ、そこまで、悪くもないんちゃう?なった!ただ水着ギャル皆無で「呪島」ほど夏を満喫できる内容ちゃうんかったんが残念!

買ったばかりの中古車で山へ遊びに行ったらば……なんやかんや不気味な事がおこんのよ、そしてついに人死が出たぞ!って話

まぁもちろんそこまで悪くなかった、っつ〜のも永岡監督にしては、って話やからば、中田秀夫作品レベルのポンコツにアタフタしているポンコツ初心者がうっかり観たらば、穴という穴から脳汁噴き出しながら憤死するんも致し方ない素晴らしき糞映画なんやが
とはいえ、まぁちゃんと……ちゃんとはしてないけどもそれなりに考えて書いたんやろなぁ、って物語性はありますし、まぁちゃんとはしてないけども見所もしっかりと作られていましたよね!面白いか面白くないかは別として

うむ、謎の殺人鬼さんや幽霊さんが暗躍し、妙な怪人物の登場に、怪現象にも怯まないウェイ共の宴と、それなりに起承転し……さぁそろそろ結やで!犯人はいったい誰なんや!とハラハラドキドキしていたんやが、ラストのオチ……ん?むむむむむ……
うん、意外っぽく見える人が犯人ならビックリするでしょ?整合性?何それ?映画に必要なもの?
って感じの非常にしょ〜もない真犯人のポンコツっぷりにワクワクしましたね!これまで警察の操作の網目をかいくぐり快楽殺人に身を委ねてきた恐ろしき殺人鬼が遂に、ワシもう捕まりたいんよぉ……と身近な所で雑な犯行に身を投じたのか?あ!これあん時の車やん?懐かし〜と危険を省みずノスタルジーに浸ったのか?
まぢ1度ミステリーとはなんたるか勉強し直すべく永岡監督にはおしり探偵からはじめて欲しいよなぁ!なりましたよ

とはいえ!この稚拙で無益で観ているこちらまで馬鹿になりそうな独特の持ち味は永岡監督にしか出せないと思うからば、本気でおしり探偵みたいな良作を撮り出したらもうそれは永岡ブランドでは無くなってしまうからば、これからも唯一無二のポンコツを貫いて欲しいね!やったー!



と、まぁそんなことはどうでもいいんよ、今マシンボーイは仕事へと向かう電車の中なんやが、どうも体調が優れないというか、貧血気味というか、クラクラするんよねぇ、え?ワシ夏バテとかするデリケートなタイプちゃうし、なんなん?よくよく考えてみたら…………あー!リタちゃまとモルフォのせいやぁ!
そうね、皆も今日のキングオージャー観たかな?うむ、王様と側近たちの絆再確認回やったワケやが……リタちゃまとモルフォのかつて無いくらいの豪速球なラブラブっぷりにマシンボーイはあえなく吐血!朝から素晴らしく美しいモノを見せて頂き感謝なんやが、にしても今日のぶんのカロリー半分くらい持っていかれたよなぁ!くぅ……モルフォの眼鏡になってリタちゃまの壁ドン告白を目の当たりにしてぇぞぉ
もちろんジェラミー×ゲロウジームはじめ他国のエピソードも素晴らしかったし、もっふんも活躍!リタちゃま2回も叫んだ!今週もマシンボーイは大満足でした!やったー!