映画館で観る、初インド映画。
1920年、インドが英国植民地下で奴隷のように扱われてた時代で、かなり酷いシーンも多かったが、何よりそれを自国のインドが製作していることに驚いたし、それを娯楽として観れるインド人の強さになんとも言えない劣等感を感じた。
日本は敗戦や過去の失敗といった出来事を映画にしても、どこか美化して、日本をよく見せようと製作する。
普段は謙遜スタンスだが、実はすごいプライドがあって馬鹿にされたら1番怒るタイプが日本なのに対して、インドは過去に弱かったことなど、言い訳せずに事実を受け入れて、そこから努力し今のIT先進国になっているという、失敗や辛かった過去を受け入れている国だからこそ、作れる映画だと思った。
同じような映画を日本が作った場合、問題作として色々叩かれそう。
映画を通して、こんなにも劣等感を感じた作品は初めてかも。
