・植民地時代のインド解放運動（？）をラーマとビームという二人の主人公の視点から描き出す超大作
・しょっぱなからちょっとバカ映画感あるけど、最終的にそれを神話的スケールにうまく昇華させていているのが良い。
・システムの内と外から民族支配を打倒するみたいなの、ちょっとコードギアス思い出した。なんかそういうストーリーラインの元ネタがあるのか
・ラーマの完成された肉体をたっぷり鑑賞できる筋肉映画でもある
・ﾅｰﾄｩﾅﾄｩﾅﾄｩﾅﾄｩﾅﾄｩﾅｰﾄｩのリズムが頭から離れない
・普通はメロディで構成される音楽のモチーフが、パーカッションのリズムで構成されてる感じがして面白い。そしてそのリズムはストーリーの中でも重要になってくる（地下牢からビームがラーマを助け出すシーンではリズムが二人を引き合わせる）
・後半ラーマの脱出のときに、何かの神像にビームが祈りを捧げるんだけど、そこから先明らかに物語が神話的なスケールになっている。ラーマの姿もなんだかインドの神を描いた絵画から抜け出てきたみたい。
・イギリス人の描き方があんまりにもあんまりだけど（あと植民地時代の立物って本当にあんな感じ？時代考証大丈夫？）、まぁ娯楽映画ということで受け入れられた。
・ハリウッドとは違うリアリズムを感じられてそれも面白かった。なんだかシズル感があってヌルヌルしてる感じ。
・エンドロールで登場人物が（生きてるのも死んだのも）踊ってるの結構良かった。背景にインドの偉人みたいなのが出てくるのはちょっと笑った。
