RRRの息子のネタバレレビュー・内容・結末

・トラックで敵地に特攻するときのシーンは精神的に射精。最高。「今俺アガってる…」と感じ取れた。動物大作戦で、しかも動物たちを主人公自身も制御てきていないのはとてもインド感があり、そういうセンスもよかった。

・ただ、中盤以降はもっと短くしてもよかったのでは。どうせ主人公たちが勝つのはわかっているので、あまり危機的状況を設定してもそれほど気持ちは盛り上がらなかった。ラストの敵アジトが壊滅するロジックが行き当たりばったりの割に上手くいきすぎて激萎え。

・また、EDのダンスシーンで主人公に惚れられているイギリス女子がニッコニコなのには大きな違和感と嫌悪感。映画に出てくるイギリス人が酷い奴ばかりだったとしても、お前の祖国だろ。滅ぼされてニッコニコなのはどうなの。ハッピーエンドという枷によって歪んだように感じる。
今後名敵役を設定すればもっと面白い作品が作れると思う。