わんわん

ヘルドッグスのわんわんのレビュー・感想・評価

ヘルドッグス(2022年製作の映画)
3.9
フィルマークス様試写会にて鑑賞。
原作未読。
キャストのファンゆえにあらすじ、フライヤーのみの薄い情報のみで臨む。

まず一言。
公開されたらちゃんと(出来る限り大きな)スクリーンで観たい…

先が読めないドキドキとテンポよく進むストーリーと情報量なので集中が必要。

兼高(岡田准一)の静かな佇まいの中に潜む力強さと狂気(というのか?)、オーラが開始直後歩くシーンからダダ漏れ。
冒頭から迫力。

ただ、、兼高が潜入捜査する先の事情や組織・人間関係、のちにバディとなる室岡(坂口健太郎)の生い立ち等の説明が駆け足すぎてもやっとしたまま。。
そもそも相性診断(笑)の根拠は?
途中で潜入の目的はなんだっけ?な感覚すら(滝汗)

神津組幹部の面々は個性的でキャラクターがたっていて目が離せない!
十朱(MIYAVI)のスタイリッシュな若い組長っぷりは見惚れる。
そして歌うクマさん…ほろり

坂口健太郎の多くの役どころを払拭させるようなイキっぷり(でも想像していた程ではなかったかな)、感情のない瞳の奥に悲哀が感じられるのがよき。

ところどころ低い声のセリフが聞き取れなかったり、画面の小道具の文字が見えなかったりと映画館でない為の弊害が災いして「?」なところもありましたので…

冒頭の一言に戻る!

「どうして頭(部)を狙わないんだ!」
そして
「どっちを選ぶんだよ!」
からの

切ない…

*******
先日、映画館のスクリーンで鑑賞いたしました!
初めて観るのと変わらない気持ちでラストまでしっかり楽しませていただきました。

これ、中毒性あるかも。
もう一度観たい…

帰りに原作本を買おうと思ったのですが、前日譚作品しかなく本作品薄?
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