クロスケ

ダイ・ハードのクロスケのレビュー・感想・評価

ダイ・ハード(1988年製作の映画)
3.8
【再鑑賞】
深夜に何気なくテレビを付けたら、懐かしい声が聞こえてきたので、思わず見てしまいました。

まだ幼い少年だった頃、映画と言えば、ハリウッドのアクション映画でした。そして、それらの映画を彩っていたスターと言えば、ブルース・ウィリスであったり、シュワちゃんであったり、スタローンだったのです。

当初、マクレーン刑事役にはシュワちゃんやスタローンがオファーされたそうです。しかし、実際にキャスティングされたのは、やや頭髪に不安のありそうなウィリスでした。筋骨隆々の二人に比べて、典型的な中年体型でアクションも不格好ですが、その人間臭さや庶民的な佇まいが共感を呼び、ヒットに繋がったのでしょう。

ちなみに、初めに「懐かしい声」と書きましたが、当時の洋画鑑賞と言えば、専ら吹き替え版でした。ウィリスは野沢那智さん、シュワちゃんは玄田哲章さん、イーストウッドは山田康雄さんといった具合に、個性的な声優の皆さんが魅力的な声を響かせてくれていました。ですから、字幕で洋画を観るようになった今でも、彼らの出演作だけは吹き替えで観ても違和感がありません。寧ろ、吹き替えの方がしっくりくる場合もあるほどです。
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