認知症を患った妻。その妻を傍で支えない、全く支えない夫。そしてその息子、ヤク中。
苦しい時間がひたすら過ぎていきます。
以下多少ネタバレ
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なにしろ夫が認知症の妻に対して全く手を差し伸べない、というのには驚いた。常に自分中心。外には20年来の愛人アリだからか。それを考えると、まあ自業自得な最期でしょ、と。自分で救急車くらい呼べるでしょ、歩けるくらいなら。しまいには認知症の妻に救急車呼べ、と命令する始末。何様…。
と、思っても、それでも人間ってそんなものだよな、と思わせてしまうのがこの映画のすごいところ、でした。