ぶみ

ザ・コントラクターのぶみのレビュー・感想・評価

ザ・コントラクター(2022年製作の映画)
3.0
陰謀な隠された真実を暴け。

タリク・サレー監督、クリス・パイン主演によるアクション。
特殊部隊から強制除隊されてしまった主人公が、民間軍事組織に入り、テロ組織が所有する生物兵器を奪う任務に就いたところ、任務終了間際に何者かに襲われ、追われる身となる姿を描く。
主人公となる元軍人をパインが演じているほか、ベン・フォスター、ジリアン・ジェイコブス、エディ・マーサン、キーファー・サザーランドが登場と、何気に豪華なメンバーが集結。
ただ、いかんせん、設定といい、物語といい、既視感満載で新しさは皆無。
また、「『ジョン・ウィック』のスタッフが仕掛けるリベンジ・アクション大作」の文字がイメージ・ビジュアルに躍っているため、さぞキレキレのアクションが堪能できるかと思いきや、思いのほかアクションが少なめで、これまた拍子抜け。
このジャンルを観たいが故にスクリーンに足を運んでおり、映像のクオリティは決して悪くないことから、それなりの満足感は得られたものの、想像していた範囲から一歩も脱することなくエンドロールを迎えることとなり、明日には内容を忘れてしまってもおかしくない一作。

一度ついた汚点は決して消えない。
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