真山

恋は光の真山のレビュー・感想・評価

恋は光(2022年製作の映画)
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原作を読んでいなくても楽しめる。ファンタジー要素が上手いこと現実になっているし、観終えてから恋って良いなぁという気持ちになる、会話が良い!生っぽい会話のなかに真剣なのかふざけているのか分からないオモシロがあって、それが物凄く好みだった。人間のおかしみが好きだから仕方ない。個人的MVPは西野七瀬!変な人しか居ない中で、ちゃんと普通の人で居られるのは芝居のバランス感だと思う。正直芝居が上手いイメージがなかったので良い意味で裏切られた。どこにでもいそうな女の子って、実は中々居ないから…。理屈だらけの“恋の定義”に言葉大好き魔人こと真山は盛り上がりしかない。私にとっての恋とは何だろう。本能なのか学習なのか、それとも全く別の何かなのか。観終えてからも頭の中に残って、恋とは何だと考えるところまでがこの映画なのかな。

登場人物に嫌な人が一人も出ない、あったかい青春映画。恋愛モノだけどそれだけじゃなく成長も苦悩も葛藤もあって、青春映画ゾンビこと真山は大好きな作品だった。青春最高!
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