好きだなぁ、こういう作品。
登場人物が少ないのもあって一人一人のキャラクターがしっかり光ってました。
恋する乙女が輝くっていう設定、ありそうで斬新ですね。それこそ少女漫画だと、ヒロインがキラキラすることはあっても、それを視認できる人物が物語の中には存在しなかった訳で。
少女漫画の表現を逆手に取っているというか、少女漫画=恋愛ものの型を活かしてる感じがとても良かった。
出てくる人物も、いわゆる主人公モテモテ系の作品にありがちな女性達ではあるのだけれど、リアルで自然な人物像に収まっていて心地良い。
シーロー・キーター名言っぽいの笑う。
「恋愛とは誰もが語れるもので、誰もが正しく語れないものである。」
気付いたらそこにある、みたいなものなんだろうな。