このレビューはネタバレを含みます
学生時代から大好きな映画。
ストイックなartistの親を持つ子供にお勧め。
泣きたいときに観る。
artistの親を持つ子供の気持ちが、とても繊細に描かれていて、つい感情移入してしまう。
母は決して悪い人ではなく、鋭く世の中を見つめていて、ただ素直にストレートに表現しているだけだと思う。パワフルに。
1人娘への愛も激しく強い。
娘はそれも分かっていて、苦しみもがきながら母の愛を受け入れていく。
娘は純真で、本当に良い子。
周りの大人たちに染まる娘を必死で守ろうとする母。表現が捻くれてるから、一見残酷にしか見えないのかもしれない。
3人目の里親が、里親の中で一番娘を救う言葉かけをしていたのも、良かった。
優しさとは何か、考えさせられる映画。