バッドガイズのkのネタバレレビュー・内容・結末

これまで観てきたアニメーション映画の中でシナリオ部門1位と言っても不足なしの傑作だった。
魅力的なストーリーの見せ方がここまでの完成度になってきてんのか。
満足感たっけ〜〜〜〜。
恋人とでも家族とでも友達とでも最後にはちょーおもろかったな！って言い合える良映画。

以下、若干のネタバレあり。

「悪という概念にたいして、大衆の抱く感情」というところに構想を膨らませ出来上がった作品かな。イメージの良いあの人が言ってるからそれが正しい、っていうのはどんな小さなローカルコミュニティにもあったのだろうけどメディアによる発信で得たそのイメージはもっと莫大で大きな力を有する。その力が持つ恐ろしさを描くのは現代的なテーマであったし、もう一つのテーマである「見た目で人を判断しちゃだめだよ〜」っていう古典的なお話のテーマも、1段2段裏切られる形で描いてくれたところを評価したい。