Priorityseat

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのPriorityseatのレビュー・感想・評価

5.0
この映画の凄い所は、あらゆる不整合を肯定してしまう演出にある。
近年の日本のアニメーション映画では、本編には直接関係のない映像を暗喩として使用するような演出が多用されている。今作は暗喩的な演出が全てメインストーリーとリンクする形で描写することができる。ストーリーのお陰で本来であれば無関係にしかなり得ない演出を直接的に表現できているのは画期的である。それは、突拍子も無い衣装や鮮やかな照明も同様である。
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