コインランドリーを営むアメリカ系中国人のエブリンがマルチバースの力を借りて世界崩壊危機に立ち向かうお話。
ミシェル・ヨー主演ということで観に行きました。
今年一番とはなりませんでしたがそれなりに面白かったと思います。
まず、大スクリーンでディルドを観ることになるとは思っていませんでしたし、それを武器にするなんてナンセンス過ぎて笑ってしまいました。
ヨーも良かったのですがなんといっても夫を演じたキー・フォイ・クアンがカッコ良いのなんのって、ダサさ全開の夫を演じたりバリバリのアクションを魅せたりと素晴らしかったです。
大女優となったエブリンの世界線のウェイモンドのタキシード姿とたばこの持ち方が渋くて演じ分けが凄いなぁと感心しました。
本作の魅力の一つでもある他の世界線のスキルを使う際の方法については
ゲームのバグ技のようで妙に納得してしまいましたね
こういう描き方をしたクリエイターは僕が観た作品達の中でいなかったと思いますね、素晴らしいアイディアだと感心しました。
それと個人的には個々の意思を尊重しつつもそれでも家族として一緒にいたいというぐるっと回った感があって良い着地になったと、ここはとても好きです。
最後に、二人ともアカデミー賞受賞おめでとう！！
