日本公開前から評判が良くて気になっていたし、マルチバースを大々的に扱った作品ということで鑑賞。
家族愛というテーマが最初から最後まで一貫していて壮大なスケールだったけど、しっかりと物語が纏まっているうえに思春期の子供VS親というのをマルチバースという要素を上手く使い作品に落とし込んでいるなと思いました。
ミシェル・ヨーとキー・ホイ・クァンの親としての演技、夫婦としての演技、マルチバースに存在する色々な自分の演技がすごい良かったし、肝心のアクションシーンは2人共それぞれ動きがキレキレで非常に見応えがありました。
また鍵を握る娘役のステファニー・スーのこちら側に訴えかけてくる観ていて引き込まれる演技をしていて終盤のほうは泣きそうになりました。
また劇中未だ観たことがないシーンや情景が綺麗なシーンを多く観ることができて物語だけでなく映像作品としても楽しめました。