映像も凄い！うん！！けど！けど！
それだけじゃない、、、、！！！！(興奮抑えてます)
それの何倍も何倍もメッセージ性が素晴らしい！！！！！！！パワーが強い！！！！
メッセージがパンチになって、四方八方から
ぶつかってくる。避け切れない。
そんな感覚だった。
1年の楽しみのひとつ、アカデミー賞、
当日スピーチがキッカケで鑑賞。
ミショルヨーもキーホイクァンも
Twitterに上がってる動画見ただけで、
お弁当食べながら休憩時間におろおろ泣けて、、、そんなスピーチも今まで経験が無かったので
「これは今の自分には必要なのかもしれない」と
ドクンと来て、翌日に鑑賞！
もちろん劇場ぎゅーぎゅー！笑
さて、まず、娘のジョイちゃん。
個人的には演技、一番素晴らしかった。
なんならエブエブ越えて、最近見た中で
演技が痺れたトップ。
親に対する「悲しさ」「悔しさ」「諦め」の混じった表情。
そして、それを隠すような飄々とした言動。
魅力的とはこの事だな、、と釘付けだった。
さて、
カオス、カオスと謳ってるしレビューにもいっぱいあるけど、
カオスだと思った人は、俯瞰で見てたんだと思う。映画として。作り物として。
劇場で笑い声も聞こえたけど何が
笑えるのかは私には分からなかった、、
視覚的には混乱するしカオスと言いたくなるのも分かるけど、登場人物達の側で見てたので毎分いまの状況に必死で、リアルで、
不可能かと思った感情移入が気が付いたら出来ていたので、全然他人事で無く、カオスには思わなかった。
「スイスアーミーマン」もカオスだって言われそうで心配だな、、、🥺🥺
ひと言で言ったらそうかも知れない。笑えすらするかも知れない。
是非、少しだけ角度を変えて見て下さい、、
両作共カオスの先に温度があるんだ、、
温かさも冷たさも、、
彼らの感情が直球でぶつかってくるから、、
個人的には「ホワイトノイズ」的に一方的に作ったら良かったのに。とも思う。
意味分からんだろ？怖いだろ？面白いだろ？ってドヤ顔してくるのがA24の苦手な所。
それはこっちが決めるから。と冷める。
もっと感情移入しやすいような見せ方にしたら、エヴリン達キャラクターが魅力になるのにな。
まぁ混乱させたいのが狙いだろうから、
まんまと。なんだろうな。
私もMCUで学んだ、このマルチバース、
MCUと全く違う事があった。
「キャプテン頑張って、、、」「どうなるんだろ、、、」とMCUは一般市民目線だった。
エブエブは「さて、次はどうしようか」と
エヴリン目線で見れる事。
至って身近。不思議だけど強烈にリアルさがあって「いつか自分の番が来るかも知れない」そんな感覚だった。
メッセージ性が強すぎて、見せ方のインパクトが大きすぎて、インプットが追いつかない。必死にかぶりついた感覚。
側面を見逃しそうで、読解の取りこぼしが無いように、、
これだけの事をしておいて、
最後は娘が母に「見て欲しかった」だけなんや、、、、
そこが大好き、、、
親目線では、きっとそれだけの事。
子供目線では、見てもらうだけがめちゃくちゃ難しく、娘のこの時期にクリア出来ないとお互い大人になってからでは無理なんだよな、、、
大人気「石のシーン」
あそこだけを注目してる人が多過ぎる。それだけ残念。変わった物に対する耐性が低いし、感性を知らな過ぎる。引いてる。そこまでビックリするか？あるし、分かるし、理解出来るだろ。職場にもいるけど鈍感やねん。感じて映画見てないし生きてないタイプなんだろうな、、(ディスってる訳では無いしレビューなんか個々の自由。だから私も書くけど。そのタイプの人に最近困る場面が多いので思わず失礼。目新しい物にしか刺激感じられない表面上でしか感じられない、、)
・真面目に生きるハードルを下げてくれた。
・結論はさ、話を聞いてくれる、認めてくれるママを探してただけなんだよ。そこが良い。
・「補う相手」「優しくしてみて」
