こいまえ

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのこいまえのレビュー・感想・評価

2.9
アカデミー賞作品賞受賞作。
数年経ったらアカデミー賞の黒歴史になりそう。

家族愛や現状肯定をテーマにしたありふれたプロットに、
銀河ヒッチハイクガイドやカンフー映画、
マトリックスにサタデーナイトライブのコントを混ぜて、
流行りのポリコレ要素をふりかけると
あら不思議、アカデミー賞が獲れちゃいました。みたいな。

どんなにお下劣な表現も、パロディ表現も
それが作品のクオリティに寄与するなら良いけれど
悪ふざけに見えてしまえば、それはドラマではなくコントだ。
サブカルチャーはサブだから価値があるし面白い。
亜流が本流になったら、そこには混沌しか残らない。
こいまえ

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