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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスの188のレビュー・感想・評価

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まーじで難しかった!でも画の力に完全に持ってかれた!もしかしたら、の自分なりの解釈が確か2つあるからたらたら書いてくわ
まずは人間ってなれなかった自分の姿に対して思い馳せてしまう生き物なのね〜って、なんか安心した。どうしても選ばなかった道に行ってたらどうなってたのかなみたいに思っちゃう自分いるんだけど、それみんなも思ってたりするのかなって思ったわ。大豆田とわ子でもみんな自分が手に入れられなかったものを眺めて生きるのがいいって言ってたけど、本当にそれもそうかもって思った。
そんでそれに関連して、結局今生きてるこの世の中に希望見出していくのが、正義ではないし、その正義とか正しさって誰かの側面でしか言えないものだけど、確実に優しい生き方ではあるよなって思った。それも正しいわけではないけどね!でも感情って確実に周りにも影響するものだから、優しさが広げられるようならそれを選びたいよね。確かに、この映画でもいろんな世界の境目が混ざり合ったりしていって、どの時の自分が正しい自分かどんどんわからなくなっていってる、エヴリンがそうだったみたいに。だけど全部が全部自分だし、その自分で全部苦しむかもしれないけど、希望とか優しさとか、明るい面を見つけながら、人と共に生きていく喜びとかに委ねて生きていきたいよね。
まじで作品の内容にのめり込んでいったけど、映画の絵の良さが完全に主観になるシーンが多くてすごい楽しかった。あとあの質感流行ってるからなのかわからないけどすごい目に馴染みがあって見てていいねーって思った!
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