hiro

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのhiroのレビュー・感想・評価

3.6
SF×カンフー×家族愛
物理学のマルチバース理論を聞いた直後だったので、同題材の本作は楽しめました。
宇宙は一つでなく、無限にある。
シャボン玉がたくさんあるようなものって表現がしっくりきました。
内容は、マルチバース中の全ての可能性を知って闇落ちした娘を、家族(ほぼ母)で助けるお話。マルチバース中の数ある自分の中でも最弱、何の取り柄もない母が、他の宇宙の自分の能力をダウンロードして強くなるって設定が少年漫画チックで面白かったです。
マルチバースや戦闘の表現はぶっ飛んでるので、観る人によって好き嫌いははっきり分かれそう。
コメディチックなS Fなのでそれを踏まえて鑑賞すれば楽しめると思います。
そんな表現ではあるものの、多元宇宙とは生物一つ一つに無限の可能性があって、その数だけ宇宙があるってことなのかな?と妙に考えさせられる映画でもありました。
hiro

hiro