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すずめの戸締まりのmtのレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
4.0

一回目
内容を何も知らずに観た。前半はクスッと笑えるコミカルなシーンも、シリアスなシーンもある。これは一体どうやって物語が展開していくのだろう、と思った。後半は、こんなの大丈夫なの?と思わずにはいられなかった。賛否あるだろうと言っていた監督の言葉の意味を理解した。後半は、感動したというのとはまた違う涙が出た。わりとまったりしたテンポ感で、君の名は。のような疾走感はない。が、終わったあとの余韻がものすごい。ラスト、白バックに『すずめの戸締まり』と出てきたとき、エンドロール終わるまでに涙止められるかな?と思ったほど泣いた。

二回目
一回目のあと、あれってどういうことだったんだろう、とか疑問に思ったところを中心に観た。前回と同じところでも泣いたけど、今回はダイジンに泣き、環さんにも泣いた。映画館には高校生くらいの子たちもたくさん来ていたけれど、この映画はあの子達にいったいどういうふうに映るのだろう。年齢、住む場所、これまでの環境によって、感じ方が変わる映画なのではないかと思う。ここの部分についてネタバレ無しで書くのが難しい。

三回目
twitterで小ネタを仕入れて、探す三回目。回を重ねるほどに、草太さんと鈴芽の関係が尊く感じる。一つ一つのセリフに悶える。カナタハルカを聴いてしまうともうだめ。ついでにすずめの涙もだめ。泣いちゃうから。そして何回見ても鈴芽の身体能力がえげつない。椅子もすごいけどね。隣で観てた女の子が、椅子のシーンや芹澤のドライブでずっとクスクス笑っててほっこりした。
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