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すずめの戸締まりのino7010のレビュー・感想・評価

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
4.0
過去二作と同様現実を舞台としたファンタジーなのだが、過去作と比べると設定そのもののファンタジー感が強く、作品の世界観になかなか馴染めず、登場人物たちの行動にもなかなか共感できなかった。
ただ、映像の力とコミカルなやり取りで終始楽しんで観ることはできた。
正直311の絡ませ方は嫌な気持ちになる人がいるのも理解できるような露骨さはあった気がするけど、やはりラスト20分の絶望からの小さな救いの描き方については、感動して泣いてしまったし、物語の着地点としても個人的には素晴らしかったと思った。
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