なにぬ

夏へのトンネル、さよならの出口のなにぬのレビュー・感想・評価

2.0
何番煎じ?ってぐらい薄ーーーーい

opでおっ!って思ったぐらい
2016年8月以前に公開されてたら感想は違ってたかも



目的と行動が一直線すぎて、目的の行動以外が排除されていて(トラブルとかハプニング)、キャラがこの世界を生きてない。

親が一緒住んでなくて一人暮らしとか、幼い頃に兄弟が死んだとか、親が子供に無関心とか、高校生題材あるあるなだけに、設定をぶっ込んだだけで、作り出された世界を生きる為のプラスアルファな設定が何もなくて、昇華されてなくて、キャラが死んでる。

作者?脚本?方々の好きな要素を詰め込んだマイワールドです!って感じ。人に見せるための作品ではない。元々、web小説?とかの界隈で楽しむものとして作られたなら、全然これでいいと思うけど、アニメ映画化するならもっとブラッシュアップできたはず。それをしなかったのなら怠慢。

「伏線が散りばめられているけど、読みやすくて分かりやすい。」ってそれゆーてほしいだけやん。何ひとつ自分から行動してない男なのに惹かれるのはタダの作者の幻想やん。セリフや出来事に制作者側の欲望がスケスケが嫌なのは、多分好みの問題です。


背景描くのが苦手なのか全然ない

陰な男子とクールぶってる可愛い女子が夏に秘密の作戦だ!ってウフフな展開の、空の青と白い雲と下灘駅が映ってたら何でも良しって人なら気にいると思う(辛辣)


曲は夏感あって良かった気がする
ガラケー仕様な懐かしすぎた
なにぬ

なにぬ