NFLのプロチームで監督を務めるショーンはチームで起きた問題の責任を取るべく謹慎状態に。休み期間にしばらく顔を合わせていなかった息子の少年アメフトチームの試合を観に行くと、ツッコミどころ満載の最弱チームを目の当たりにする。
居ても立っても居られなくなったショーンは助監督としてチームをサポートするように。
コメディ要素が強すぎて気が抜けてしまう人やお下品な場面にひいてしまう人もいるかもしれないが、アメフトの試合を描く上で「チーム競技」の要点をきちんと押さえており、一人ひとりの個性なども説明なく理解出来る流れになっている。
ここからが正念場だ！という場面では観客側がハラハラドキドキするものの、急にコメディ要素をぶち込んできて爆笑し、気が抜けててしまう。
そんなネタの中にもチーム競技あるあるの演出をしっかり入れてくるので人々の共感を得るなどかなり仕上がりが良かった。
学生時代のチーム競技を思い出して涙が出そうになってしまった。
チーム競技していた経験のある人には是非見てほしい！
良いコーチがつけばもちろん選手は成長するが、コーチだって選手に成長させられる。
ラストのワンシーンが凄く好きだった！
