Neal

ティルのNealのレビュー・感想・評価

ティル(2022年製作の映画)
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事件から67年かけてようやく成立された「エメット・ティル反リンチ法」
正直、あまり関心がなかったが人種差別の歴史知るきっかけになった。
映画では特に母親の心理を丁寧に表現されていたのが印象的だった。

人種差別する側のヒトは、差別をしていることに気づいてさえないことが多い。経験不足や視野の狭さから想像力が欠けているのだと思う。
肉体的暴力よりも精神的な暴力を与えていないか、と社会生活をする中で問いたくなる場面に遭遇する。時代に合わせて価値観の更新するために、新しい情報を得ようと関心を持つことは欠かせない。
前例のないことに取り組もうとする人を見て、意識が高いとか向上心がある、とかそんな言葉で線引きをせずに話し合える人の方が魅力的に見えるよね。
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