うさぎ部うさこ

TAR/ターのうさぎ部うさこのレビュー・感想・評価

TAR/ター(2022年製作の映画)
4.7
まず、脚本がすごい。これがアカデミー賞を獲れなかったのが信じられない。そして、主人公ター役のケイト・ブランシェットの完璧な演技。指揮はもちろん、あのドイツ語(私、ドイツ語6年間勉強したけど、あんなにうまくならなかったぞ!)! ターが他人を「ロボット」と何度が表現するが、隙のないター(というかむしろケイト・ブランシェット?)の方がよほどロボットのようだった。あの衝撃的なラストをどう感じるかによって、その人の人間性がわかる気がする。私はターの強さと音楽愛に心酔した。
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