なずな

TAR/ターのなずなのレビュー・感想・評価

TAR/ター(2022年製作の映画)
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ケイト・ブランシェットに当て書きされた
というマエストロ #ター
神経質で音という音に敏感
ある場面で男性から隙をみて
耳障りだったあるものを
密かに取り上げるシーンにクスッと…
したものの彼女は他者に厳しく
自ら出している音には鈍感

颯爽と輝き自信に満ちる背
へと、忍び寄る何か

現代を象徴するような始まりから
食い入るように彼女を追う
我々は何をみている?何をみた?…
エンドロールが流れ過ぎてゆくほど
巻き戻したい気持ちが高まる
この気持ちは何?
TheEndの文字をみた瞬間は
作品に散りばめられたメッセージを
隈無く拾いに戻る為
再鑑賞を決める合図になった
なずな

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