ラストの呆気なさを除けば、なんか凄い物を観た…という感想。
物語は特別盛り上げる演出もなく、淡々と進む人間模様。長時間で飽きてしまいそうなのに、画面を食い入るように観てしまった。
これだけ引き込まれたのは、何よりケイトブランシェット素晴らしさ。これは賞を獲ったり評価されるわけです。
あと個人的にはストーリーの展開の仕方が何気に良かったのかなと。気づいたら、話に引き込まれてました。
様々な人間模様、表現者としての葛藤、ジェンダーに関してなど。ターという人物を通して、人間の色々な側面を描いた素晴らしい作品でした。