原作未読なので、普通に変態教師の話かと思ってたら、全然違いました。失礼しました。
なかなかにおもろかった!
何もかも隅々まで全てが東山先生の計画...まずはこの人すんごい頭いいなぁ、というアホな感想(笑)
まあ、メガネの田中圭が赴任してきたら、とりあえず好きになるよね(個人的見解笑)
平常心でいるの無理じゃない?w
それぞれ近付く子には、ちゃんと理由(役割)があって、その心理操作が上手すぎるんだけど、そこは春人が心理学を学んでたというところで、めちゃめちゃ説得力がでてくるし、その演出も自然で良い。
「はいここ!」みたいな演出ではなく、人たらしの延長みたいな感じで観せるのが好き。あおいちゃんの使い方も上手かったですね。
自分を殺す女子高生が罪に問われないようにしっかりと準備しているところが、人間的にまともすぎるし、彼が欲望の塊な変態ではなく、本気の願望であり揺るがないゴールであることを裏付けている。
殺される方法、へその緒が首に絡まっていたとう話、色々と綺麗に散りばめられていてなかなかに深かったです。
オートアサシノフィリア、カウンセラーの勉強をしてた時に、ちらっと名称は見かけた気はするんですが、こういう満たされない願望を持ってる人は辛いな。
自分で選んでなる訳じゃないから、行動に起こさないだけで、こういう特殊な性的嗜好で苦しんでる人は、現実にいるんだろうなと思う。
原作はまた違うみたいなので、ちょっと読んでみたくなりました。