そう

女子高生に殺されたいのそうのネタバレレビュー・内容・結末

女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

女子高生に、というかキャサリンに、じゃない?

結構話がテンポ良く進むので見やすいです。
あとモテのテクニックが学べます。



ダブル主演が2組いる。

まず田中圭と大島優子。
大島優子がかなり重要な役どころ。

原作がそうなってるのか知らないが、この2人がストーリーテラーになっている。
高校教師東山春人と、臨床心理士深川五月。彼らの関係性が重要だと感じた。

女子高生は東山にとって道具でしかなく、元恋人で精神分析の専門家である深川こそが対等に渡り合える人間であり、生徒たちにとっても東山にとっても救世主となりえる存在だ。それだけに彼女が負う荷は重い。

カウンセラーといわれる人々は多くの人の心の重荷を少しずつ下ろさせている。尊敬すべき職業だと思うが、ではカウンセラーはなぜ無事でいられるのか?カウンセラーは一人だ。カウンセラーは自分で聞いた悩みを抱え込まずに散らす術を心得ているということか?だとすればまずその方法を教えてほしい。

話が脇に逸れた。

そして南沙良と河合優実。
この二人頑張ってたなあ。

確かな演技力が要求される役をやり遂げたなあと思うと同時によう要求するなあとwそれだけ信頼されてるんでしょうな。「愛なのに」見てから河合優実ファンだからこんな役もできるんかあと感心して見てました。城定監督に気に入られてる?

真面目に書くと「人間の心」についての映画です。人の心はわからない。特に恋愛、恋心。結局告白して当人に聞いてみないことにはわからない。そこで断られたとしても絶えず変化する。永遠の愛というものがあるかもしれないが、自分は否定派です。それってある意味ポジティブですよね。

欲しいモノ?物体ですか?
願望という言い方でもいいです。

本当に自分が欲しいモノを時間をかけて見つけた男が手に入れようと頑張った、という話なんですが、物体ではなかったので各方面に迷惑がかかったという。変態!!なんて言われて。。。

これが「金」とかの方がまだシンプルでかわいい。

でも最近思うんですよ。

金は必要なものだけど欲しいものではないって。
そう

そう