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リベリオンのutakoのネタバレレビュー・内容・結末

リベリオン(2002年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

第三次世界大戦後の世界。戦争を引き起こす人間の暴力性を制御するため、感情抑制の投薬が義務化され人々は管理されていた…。

冒頭、反乱者を取締るエリート執行官役のクリスチャン・ベールとショーン・ビーンがバディとか最高か。と興奮ぎみで観てたんですけど、ここでもそうゆう役回りなのですねショーン…短い夢でした泣

詰襟コスチュームに二丁拳銃で立ち回るクリスチャン・ベイルが美しくてめちゃくちゃカッコいい。もうそれだけで大満足なんですが、一級エリート執行官『クラリック』として冷酷な役どころで始まり、同僚の死や処刑された妻の件をきっかけに、コントロールされる生活に疑問を持ち始め、人間らしさを取り戻すため謀反に駆られる正義役がハマってて高揚感ありましたね。抗う像って好き。
近未来の世界観なので、ヘルメットに黒革のロングコートで並ぶ警官たちも独特の厨二感。絵面に唯一無二感があるのも楽しくて高ポイントです。
時代なのか製作費なのか、アクションや爆破シーンなど少々チープさはありましたけど、面白い構図を使ってたりベタなストーリーながら総じて好きな作品でした。

設定の割に話がコンパクトにまとまり過ぎていたので物足りなさは否めず。主人公の内面の変化や反乱軍側ももう少しじっくり描いて、指導者との最終決戦を壮大なもので観れたらなかなかの名作になったかも…なんて思ったり。
クリスチャン・ベイルが良いのでBlu-rayポチります☻︎
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