ドラマ版のときから私はこの作品をある種のコメディやコントとして楽しんでいます。
そういう意味で、劇場版である本作はドラマのときよりさらにグレードアップしたセットやCGで豪華な面白さを届けてくれたのでかなり満足です。
ストーリーの細かいところや、良い人の底抜けのいい人具合・嫌なやつの底抜けの嫌なやつ具合(こんなやつおらんやろ)、千住率いる東京消防庁チームの無敵さなどなど面白さが各所にちりばめられているので、それらに豪快にツッコみ笑いながら見るのがTOKYO MERの醍醐味です。
ひとつ、脚本で「イイ」と思ったのは、超有能テロリスト今野の思想に一切触れないところでした。あくまでこれは命を救う医療従事者のおはなしなのだよね。